宇宙の流れに乗って豊かさを受け取るためのガイダンス:「霜降」から「立冬」まで
10月23日は
二十四節季の「霜降(そうこう)」です。
晩秋に向かい
紅葉の時期に入ります。
朝晩の冷え込みがさらに増し
冬が近くなってきたことを
感じる頃でもありますね。
霜降りの時期は、雨が降ったり
あおぞらが顔を出したりと
お天気が変わりやすい時です。
人の気持ちが移り変わりやすいことを
変わりやすい「秋の空」に
なぞらえることがありますね。
陰陽五行説では
今は「土用」の時期で
冬支度をする時です。
朝晩の冷えが強くなってくる
この時期には
ショウガを意識的に
摂ることがおすすめです。
しょうがは
「寒邪」を予防してくれます。
寒邪は
・寒気がする
・手足が冷える
・腰が冷える
といった症状のことで
冷えることによって
頭痛や首肩の凝り痛み
関節痛、腹痛や下痢などの
症状を悪化させます。
寒邪にやられないように
身体を温めてくれる食材を
本格的な冬に入る前から
摂っていくのがおすすめです。
ただ、生のショウガは
反対に身体を冷やします。
すりおろしたしょうがと
ハチミツをお湯で割って
いただくのは
身体を温めることには
役立ちません。
身体を温めたい時には
過熱したショウガを
いただくのがおすすめです。
これからの時期は
ショウガのスープがいいですね。
私は、鶏肉とショウガを
弱火で30~40分ほど煮込んだ
スープをよくいただきます。
骨付きの鶏肉を使うことで
コラーゲンも取れますので
美容にも嬉しいです。
それから今は鮭の季節です。
鮭に含まれる
アスタキサンチンは
老化防止や疲労回復に
効果的な成分です。
美肌効果もあり
女性は積極的に摂りたい食材です。
また、脳の老化予防によい
DHAやEPAといった
必須脂肪酸が含まれています。
内側から若返りたいなら
鮭はおすすめです。
果物では柿が熟して
美味しい時期ですね。
柿には肌の乾燥を潤したり
喉を潤したりする効果があるので
乾燥が気になり始めるこの時期は
積極的にいただきたい食材です。
ただ、生食は
熱を取る性質があるので
美容健康のためには
過熱してからいただくのが
おすすめです。
柿を焼くと
風邪に効く薬膳になるそうです。
ヘタを切り落として
トースターで10分ほど
焼いてから召し上がってください。
旬の食材は栄養価が高く
おいしいですし
安く手に入るのも
魅力ですね。
身体の状態は人生にも影響を
与えていきます。
霜降の時期は
今まで以上に
朝晩の冷え対策をすることを
おすすめします。
人生にぬくもりを取り戻したいなら
自分の身体を温めることから
始めましょう!
身体が冷えると
運気も冷えます。