執着を手放すことで手に入れる「本当の愛」

執着を手放すことで手に入れる「本当の愛」

 

この記事では

・執着とは何か?
・なぜ執着を手放すの?
・執着を手放すとは?

 

以上について
お伝えしたいと思います。

 

●執着とは何か?

執着というのは

「これは私にとって
特別なもの」

という信念です。

 

もう少し具体的に言うと

「その特別なものがあるから
私は幸せだし

特別なものがないと
私は不幸になってしまう」

と信じているので

 

その特別なものを

「絶対に手離したくない!」

と必死に握りしめている
状態です。

 

それを手離すことは
幸せを手放すことと
同じだから
絶対に手離せません。

 

夫に執着するということは

「夫を手離したら
私の幸せが無くなってしまう」

と信じているということです。

 

注)

・手離す
・手放す

と2つ使っていますが
意味があって
使い分けています。

 

物理的なものを
てばなすときは「離」

→対象と距離を置くこと

 

目に見えないものを
てばなすときは
「放」を使っています。

→エネルギーを解き放つこと

 

目に見えるものと
目に見えないものを
意識的に区別することで

執着を手放しやすくなります。

 

 

「夫への執着を手放す」ことと
「夫を手離すこと」が

同じだと考えてしまうことが
ありますので
分けて書いてます。

 

ここがごちゃごちゃに
なっていると

執着を手放せませんので
違いを意識しながら

読んでいただければと
思っています。

 

●なぜ執着を手放すの?

 

夫への執着というのは

「私にとって大切な人」

という思いを超えて

 

「この人がいないと
生きていけない!」

とか

「この人がいないと
私は幸せになれない!」

のような
切羽詰まった思いです。

 

なぜ手放すのかというと

「この人がいないと
生きていけない!」

「この人がいないと
私は幸せになれない!」

というのが「嘘」だからです。

 

真実ではないから
その信念を手放します。

 

もし仮にそうなったとしても
なんとかして
生きていくでしょうし

生きているなら
幸せになろうとするのが
人間です。

 

ご自身で気づかないだけで
癒していく力や
生きていく力や
幸せになる力を
持っています。

その力を使って
豊かに生きられるように
なってます。

 

スピリチュアルでは
その力を「愛」と呼んでます。

私たちを生かしている
命の輝きが「愛」です。

 

嘘を信じていると
あなたの中の「愛」が見えなく
なってしまいます。

 

癒されず
生きていく力を失い
幸せになる力を
失ってしまいます。

 

本来の自分を生きられない
ということです。

 

さらに

「この人がいないと
私は幸せになれない!」

ということは

夫によって人生が
変わってしまうわけですから

夫を変えようと必死に
ならざるをえません。

 

 

でも
人がもっとも嫌うことは
他の人からコントロール
されることなので

コントロールしようと
すればするほど

パートナーシップは
悪くなります。

 

ということで
執着を持つことは

・幸せな人生
・幸せなパートナーシップ

の障害となるものです。

 

 

●執着を手放すとは?

 

ここで話は変わりますが

昭和の時代の歌手
(古すぎてすみません!)
高田みずえさんの歌

『私はピアノ』

の中にこんなフレーズが
あります。

 

♪あなたがいなければ
一から十までひとり
言葉もないままに生きてる♪

 

ピアノは
誰かが弾いてくれないなら
音は出ません。

どんなに素晴らしいピアノでも
ピアノ自身に音は出せません。

 

ピアノの持つ魅力を
引き出せるかどうかは
弾く人に左右されます。

 

ピアノみたいに
誰かに自分の価値を引き出して
もらわなくちゃいけない…

 

そんな存在になってしまうことは
自分を捨ててしまうことに
等しいことです。

 

あなたは
ピアノじゃないから。

 

「この人がいないと
私は幸せになれない!」

これは

私はピアノ…状態です。

 

人間は自ら歌える存在です。

自分で自分を幸せに
できるのが人です。

 

だから

「この人がいないと
私は幸せになれない!」

この思考から

「この人がいないと」

を切り離すのが
執着を手放すことです。

 

執着を手放すことは

「幸せに生きていく」

という思いを
大切にすることです。

 

 

「この人がいないと
私は幸せになれない!」

「夫がいなければ
私の人生に意味はない」

この思いを愛だと
勘違いしてしまうことが
あるかもしれませんが
これは「愛」ではありません。

執着です。

 

 

執着は
幸せにしてもらうことを
考えている状態。

だから
不安がつきません。

執着していると
とても苦しいのです。

 

執着を手放すことは
パートナーへの思いを
愛だけにしていくこと。

 

 

愛をベースにした時だけ
「安心」を得られます。

 

だから
執着を手放して
「愛」だけを残します。