夫に気持ちをわかってもらえない!わかり合えない関係を生む6つの会話パターンとは?

 夫に気持ちをわかってもらえない…と悩んでいるあなたへ

 

 

人間関係がこじれるのは
そのほとんどが
「感情のすれ違い」です。

 

夫婦関係も同じく
気持ちが通じ合わなくなると
関係は危うくなります。

 

ですので
関係を良くしたい時には

相手の気持ちを
理解しようとしたり

自分の気持ちを相手の人に
伝えようとしたり

なんとか
気持ちを通い合わせよう
とします。

 

でも、通じ合えない…
わかりあえない…

 

そんなこともあります。

 

 

その原因のひとつに

自分の本当の気持ちだと
思っているのだけれど
実はそれは勘違いで

偽物の思いを
本当の思いだと
信じて疑ってない

ことがあげられます。

 

偽物の思いを本当だと
勘違いをして

それを相手に伝えている時

相手には聞いてもらえない
受け取ってもらえない

ということが
起こりやすいんですね。

 

でもそれに気づかないと
自分の正直な気持ちを
伝えているつもりなので

「わかってくれない」
「理解してもらえない」

となると

「もうダメだわ」
と落胆が大きくなります。

 

心が完全に
離れてしまったように
思えることもあるでしょう。

 

「何を言ってもムダね」

とわかりあおうとすることを
やめてしまうことも
あるでしょう。

 

 

偽物の思いだとしても
それを本物だと
あなたが信じるなら

あなたにとっては
それが本物になりますので

それ以上何も話せなくなります。

 

さらには

自分の気持ちを
誤解している

自分の本当の気持ちが
わかってない、ということは

相手の方の本当の気持ちを
きちんと受け止めることも
難しいことを意味します。

 

 

この記事では
本物の思いと勘違いしやすい
6つのパターンについて
お伝えしたいと思っています。

 

「これは偽物…だとしたら
私の本当の思いは何だろう?」

そう考えて本音を知る
きっかけにして
いただけたらと思ってます。

 

理解しあえる関係性には
本音を語れることが
必要だからです。

 

 

最初に私自身が

偽物の思いと
本物の思いの違いを

現実で経験したことを
シェアさせて
いただきますね。

 

ずいぶん前のことですが
息子が中学生の時

いじめや不登校で
悩んでいたことがありました。

 

学校や教育委員に
相談はしても

こちらの思いは全く
理解してもらえない状態で

私たちが
我慢するしかないの?

みたいな感じでした。

 

何度話をしても
「それは無理」の返事に

これ以上話しても
もうダメだ…

となった時
スピリチュアルガイドが

(目には見えないのですが
私たちのそばにいて
守護し導いてくださる存在)

 

「最期にもう一度だけ
教育委員会に
電話をするように」

と伝えてきたのです。

 

いつものように
話を始めたのですが

そのうち
私が言おうとしていることと

全く違うことを
私が話し出したんです。

 

言葉を話しているのは
確かに私なのですが

誰かが私の身体を使って
勝手に話をしている。

そんな感じでした。

 

その結果
あれほど「無理」と
言っていたにもかかわらず

「お母さんの気持ちは
よくわかりました。

こちらでもできる
限りのことを
していきます」

と態度が180度
変わったのです。

 

 

私の要求が
通ったということですが

何を話していたか
というと

何か要求したわけじゃなく

ただ私の本音の部分を
語っていただけでした。

 

子どもに
どうなってほしいと
思っているのか

という親の気持ちです。

 

それまでは
子どもが安心して
学校へ通えるようにしてほしい

という感じの話でした。

 

何を伝えるか?

その違いだけで
ここまで変わるとは
本当におどろきました。

 

 

それから
コミュニケーションの
大切さを知り
学び始めるのですが

自分の気持ちを
全くわかってなかった
自分に気づきました。

 

そして、
カウンセラーになってからは

多くの方が
自分の本当の気持ちを
知らないままに

過ごしていることが
わかりました。

 

 

自分の思いを
ちゃんと受け止めてもらいたい

わかってほしいと思うなら

本音を伝えていくことが
必要です。

 

本音を伝えるためには
自分の本音を
自分が先にちゃんとわかって
受け止めることが必要です。

 

まず、自己理解が先に合って
それから
人から理解されることが
起こります。

 

 

理屈はそうなのですが
自分の本当の気持ちを
受け止めることそのものが

簡単なことでは
ないんですね。

 

女性は歴史の中で
自分の本音を知ることを
長い間してこなかったので

いつの間にか
自分の本心とつながることが
難しいことに
なってしまっています。

 

 

それから
本心がわかっても
伝えられないという
問題もあります。

 

セッションで

「それが本当の気持ちですよね。
それを伝えた方がいいですよ」

と私がお伝えすると

「げ~~~~っ!
そんなこと言えません!」

というお返事が返ってくることが
あります。

 

 

本音を打ち明けることは
自分をさらけ出すことですから
怖いのです。

弱みをつかまれるようで
抵抗が生まれます。

 

そして、もし
その思いを拒否されたら
完全に立ち直れなく
なりそうです、、、

 

気持ちが通じ合う関係には
本音で話すことが
大事ですが

 

「本音で話したい」と
思っていても

・自分の本音をつかめない

(自分の気持ちを知ることへの
無意識のブロック)

・本音を伝えられない

(伝えることへの無意識のブロック)

2つのハードルで
本音で話すことが
難しくなってしまってます。

 

 

でも

幸せになるために
必要なことは

自分の本音を怖くても
自分に言わせてあげること

自分の本当の思いを
語ることを
自分にゆるすこと

なのですね。

 

これができることは
幸せに生きるための
最重要事項と
おっしゃる方もおられます。

 

 

次に
私たちが自分の本音と
勘違いしやすい

6つの思考について
お伝えしたいと思います。

 

以下にご紹介するものは
本心本音ではありません。

 

これを本音と
勘違いしていると

わかりあえる
コミュニケーションが
遠ざかる可能性があります。

 

1)べき思考

こうすべき
こうあるべき

という考えは
「決めつけること」なので
本音とは言いません。

 

2)良い悪いの判断

これは正しい
これは間違っている

善悪、優劣、という
白黒つけるような考えは
本音とは言いません。

 

3)評価

あの人ってこうよね
私ってこうよね

これは、自分の価値判断で
評価しているだけなので
本音とは言いません。

 

4)深読み

きっとこう思っているに
違いない

この考えは「憶測」なので
本音とは言いません。

 

5)先読み

きっとこうなるに違いない

この考えは「予測」なので
本音とは言いません。

 

6)自責、他責

私が悪かった
あなたが悪い

これは責めることで
本音とは言いません。

 

私たちは自分の本当の
気持ちは?

と考えるより前に
このような思考が
出てきやすいんですね。

 

例えば、ですが
こんな会話を頭の中で
やっていることは
ないでしょうか?

 

夫は妻を一生愛する
べきだから

(決めつけ)

夫のしていることは
間違っている。

(良い悪い判断)

 

私は女性らしくないから

(評価)

きっと夫は
私のことが好きではなくなった
だから浮気した。

(深読み)

 

このままじゃ離婚されるかも!

(先読み)

でも、私にも悪いところが
あったのだから、、、

(自責)

 

いかがでしょうか?

 

こういう考えを私たちは
ごく自然なものとして
受け止めているので

自分の本音のように
思えるものですが
本音ではないのですね。

 

そう考えてはいけないとか
間違っている

という意味ではありません。

 

このような
評価判断から生まれる
考えを

自分の本心本音と
思って相手に伝えた場合

「わかってもらえない」

という問題を生んでしまう
原因になりやすいんです。

 

相手に受け止めて
もらいにくいことだからです。

 

日頃の何気ない会話を
よくよく
観察していると

上の6パターンの
どれかに当てはまることが
案外多いことに
気づかれるかもしれません。

 

 

もし、本音ではないことを
本心だと考えていることに
気づいたら

「本当の私の気持ちは?」

と本音に心を向けてみてください。

 

あなたの心の扉を
ノックしてください。

 

すぐに返事はなくても
ノックを続けていれば
答えてくれる日は来ます。

 

心から湧き上がってくる
本当の思いを
くみとってください。

 

 

あなたの幸せ

そして

二人の幸せのために。