夫の変化を認めて喜べる人が幸せになる人

夫の変化を認めて喜べる人が幸せになる人

 

ご夫婦問題のご相談を
長年お受けしていますと

問題を抱えて苦しむ方の
特徴というのが
見えてきます。

 

その特徴のひとつに

「夫の変化を認められない」

があります。

 

 

夫の帰りが遅い…
家で食事をしない…
夫と話ができない…

と悩んでいた頃は

 

「それさえ元に戻れば幸せ!」

「以前のような生活を
取り戻したい!」

 

と思っていても
それが現実になった時には

 

「夫の帰りは
早くなりましたけど…
(それだけです)」

「夫は家で食事を
するようになりましたけど…
(それだけです)」

 

こんな思考になります。

 

取り戻す時には
必死になりますが
手にしてしまったら

 

「ただ元の状態に
戻っただけだから、、、」

 

という感じになって
しまうんですね。

 

 

夫は戻ってきたけれど、、、

幸せではない人は
多いです。

 

幸せはカタチじゃなくて
心で感じるものだな、、、

としみじみ思います。

 

 

望んでいた現状になった

にもかかわらず
さして喜べない。
嬉しくない。

なぜそうなるかというと
意識が上手に
使えてないからです。

 

 

意識を使うというのは
「あなたが何に注目するか」
ということです。

 

「ただ元の状態に
戻っただけだから、、、」

と考えるタイプの方は

意識が過去や未来に
むきやすいんですね。

 

そのために

今まで家に
帰ってこなかった人が
帰ってくるようになった!

という

「今ここにある喜ばしいこと」

に目が向かず

 

「また、帰ってこなくなるかも
しれない…」

のように

望まない未来を見て
不安を感じてしまいやすいのです。

 

だから、幸せを感じることが
できません。

 

 

幸せな未来を夢見て
努力をしてきたがはずなのに

思いが叶ったら叶ったで
それを失う心配をして
しまいます。

 

 

意識を自分のためになるように
使えるかどうかは

幸せな人生を
過ごせるかどうかを
決めていきます。

 

 

意識を使える人と
使えない人では

パートナーシップ
だけではなくて

仕事や他の人との
人間関係でも
差が表れてきます。

 

 

意識を使うというのはまず
相手の変化に気づくことです。

 

自分がどうこうじゃなくて
パートナーを見ます。

 

夫が家に帰ってこない
帰ってきても夜中。

土日はどこかへ
行ってしまう。

 

そんな時は

「夫がいなくなるかも!」

「私は一人で
どうやって生きていけばいいの?」

という不安と恐怖の日々だった
かもしれません。

 

その状態を引きずっていると
未来にも不安しか
見ることができません。

不安に意識の焦点が
合ってしまっているからです。

 

 

「今はちゃんと
家に帰ってくる」

と今を見ます。

 

そういう変化を見てください。

 

 

「前に戻っただけ」

というのは
絶対にありえません。

 

過去に戻ることなど
絶対にできません。

タイムマシンがない限りは、、、

 

ということは
パートナーが変わったのです。

 

 

そこをちゃんと見る意識を
持つことは

今ここにある幸せを
ちゃんと受け取って味わう

だけではなくて

パートナーへの信頼にも
つながっていきます。

 

信頼を持つことが
未来に対して不安を
抱かなくなる道です。

 

これは自然になるものではなくて
意図的に意識(何を見るか?)を
切り替えることが必要です。

 

「変わったところを
ちゃんと見て
それを受け止めよう」

と考えて
そうしようとするから
意識が切り替わります。

 

何もしなければ
意識を使えるようには
ならないんですね。

 

過去の習慣から
未来に不安を見るだけに
なってしまいます。

 

現実に対して
変化を見ようと意識的になり

変化を見て
その変化を喜ぶことは

今ここの幸せを味わうだけ
ではなくて

さらなる幸せを
引き寄せる
エネルギーになります。

 

未来の幸せも築いています。

 

帰りが遅いことを
心配していた時を
思い返せば

毎日早く帰ってきて
家族で食事をしている
としたら

今は天国のはず、、、

 

喜びをいっぱい
味わえる瞬間!

 

そのように捉えて
たくさん喜ぶように
意識を使っていきます。

 

 

幸せと不幸は
意識の使い方ひとつで
変わっていくものです。

 

 

夫にこうしてほしいと
願っていたことを
手にしているのに
幸せでないなら

意識の使い方を変えて
パートナーの変化を
しっかりと見てください。