9番の月の館
9番の月の館は
「敗北の部屋」です。
女性の場合は
女性としての自分への
自信のなさを感じやすくなります。
言いかえると
自分の人生への敗北感や
みじめさを味わいやすい時です。
ですが、敗北と言っても
私たちに苦痛を与える
ということではなく
9番の月の館は
敗北という経験を通じて
私たちの精神の成長を
サポートするエネルギーです。
敗北感を持つと
ジメジメして
恨みがましくなりますが
その思いに負けないことが
大事です。
損得をベースにするなら
負けることは損失を
意味するでしょう。
自分にないものを見て
嘆くことになります。
一方
愛というものを
ベースに過ごすなら
全ての経験が
自分を成長させ
輝かせるものへと
変容します。
負ける=損する
という意識のままで
いないことが大切です。
家庭の中を
じめじめエネルギーで
満たしたくはないですよね?
家庭を安心できる場に
したいと思うなら
今日は勝った負けた
という意識は
持ち込まないのがポイント!
勝ち負けにこだわって
いない方がいいのです。
とはいえ
最初は損得ベースです。
ですので
どんな分野でも敗北は
経験したくないと思います。
パートナー相手でも
負けたくはありません。
なので、私たちは
自分の思うようにならない時
(負けた、と思った時)
目をふさいでしまいがちです。
9番の館は
嫌なこと、望まないこと
悔しい、悲しい、辛い、苦しい
このような現実であっても
目をふさがず
自分を弱者にしないようにと
伝えています。
勝ち負けや損得という
対立モードから
愛のモードへ移行するなら
感情的な安定がもたらされます。
それを望まなくても
経験したくなくても
経験してしまうことがあります。
それを敗北と表現していますが
敗北という経験を通じて
得られるものもあります。
「あなたの経験に
無駄なことはない
だから不要に
落ち込まないように」
と月は伝えています。