愛することがわからなくなった時

再構築したい

【愛する心】「愛するってどういうこと?」夫婦の危機で見失った愛の意味を、もう一度見つけるために

「愛するってどういうことか、わからなくなった…」

結婚した頃は確かに愛していたはず。

でも今は愛とは何だったのか
自分でもわからない。

 

私は
夫婦関係修復カウンセラーとして
そんなお悩みを聞くことが多いです。

 

今日は
「愛がわからなくなった」
混乱の中にいるあなたへ
お届けします。

 

実は
この「わからなくなった」という感覚は

愛が次の段階へと
成長していくチャンス

かもしれないのです。

 

愛が次の段階へ成長するってどういうこと?

こんにちは。

冷え切った夫婦関係を修復する専門家
夫婦関係修復カウンセラー

佐藤尚子(さとうたかこ)です。

 

今は恋愛から結婚へと
進むことが多いと思います。

ですので多くの場合
最初の始まりは
「恋愛」
という愛です。

これは愛の中でも
恋がつく愛です。

 

恋愛当時は
会っている時は
ドキドキするし

会えない時間が
寂しくて恋しくて
仕方なかったでしょう。

これが恋がつく愛。

 

恋愛の愛の特徴は
「欲しい」という気持ちで
とってもシンプルです。

「あなたが欲しい」
「あなたと一緒にいたい」
「あなたに愛されたい」

あなたとパートナーの
物語の始まりには

この「欲しい」という
情熱が必要です。

 

この熱い気持ちが
二人を引き寄せ

関係を始めるきっかけ
なるのですから。

 

もしかしたら
恋愛の愛が
すべてだととらえていることで

当時の幸福感が薄れた今

「愛がなくなった」
感じてしまうかもしれません。

 

見方を変えると、世界が変わる

「今、愛することとは
どういうことなのかを
学んでいるとしたなら?」

そんな風に
ほんの少し考えてみる。

すると、もしかしたら
今までとは違う現実が
見えてくるかもしれません。

 

目の前にいる男性は
かつては確かに愛した人。

…だったかもしれないけれど

今はあなたを困らせている
かもしれません。

だから
「もう愛がない」と
感じているかもしれません。

 

でもその人は実は
「愛って何か、考えてごらん」
あなたに課題を投げかけている
存在なのかもしれない。

今までと違う見方を
試してみる。

 

「愛するってわからない」
と考えるより

「今は、それを学んでいる時なんだ」
と考え方を変えてみる。

 

たったそれだけで
その人に対する気持ちや感情も

少しずつ変わってくることが
あるんです。

 

愛がなくなった…

と失望の中に
沈むのではなく

ほんの少し視点をずらしてみる

 

そうすることで
今まで見えなかった可能性が
ふっと姿を現すことがあります。

あなたにとっての
愛を成熟させる
ひとつの方法ではないかと
思っています。

 

「ドキドキ」から「安心感」へ

恋愛の愛は例えると
ジェットコースターのようなもの
と言われます。

 

会える時の高揚感
会えない時の不安
気持ちが通じた時の喜び
すれ違った時の落ち込み

感情が激しく
上下するからです。

 

このドキドキこそが
「愛している証拠」だと
思ってしまうことがあります。

それは愛の一つの形。

 

恋という情熱が抜けたら
愛の抜け殻が残るだけ…
ではなくて

その愛は
静かな湖のようなものに
変わったのかも
かもしれません。

 

例えば

一緒にいて安心する
相手の存在が当たり前になる

派手な感情はないけれど
深い信頼がある

穏やかだけれど
確かにつながっている感覚があり
一緒にいなくても安心していられる

 

恋愛の炎は
激しく燃えますが
燃料が必要です。

常に刺激や新鮮さがないと
消えてしまいます。

 

だから、これからは
静かに灯り続ける炎の愛へ
向かう時。

派手ではないけれど
長く、深く、温かく
二人を照らし続ける。

そんな愛に
変わっただけかもしれません。

 

ということで
「愛することがわからなくなった」時は

恋愛の愛が薄れることを
恐れるのではなく

次の段階の愛を育てていくことに
意識を向ける。

そんな愛のステージにいるのでは
ないでしょうか。

 

愛が消えたのではなく
新しい形の愛に変わろうとしている
サインかもしれません。

 

 

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